目の病気

まぶたの裏に石ができる? 結膜結石とは

結膜結石とは

まぶたの裏側に白い石のようなものができてしまうことがあります。これを結膜結石といいます。上まぶたの裏にも、下まぶたの裏にもできます。一つ二つのこともあれば、無数にできることもあります。

通常、結膜結石はまぶたの裏側の薄い膜の下に埋まっていて無症状です。やがて薄い膜を破って露出してくると、目の表面(特に角膜:黒目の部分)を刺激するため、目の痛みや異物感が生じます。露出した結石で擦れて、角膜が傷だらけになってしまう場合もあります。

 

結膜結石の原因

結膜結石の原因ははっきりしていません。結膜の杯細胞の分泌物が貯留して変性したものと考えられています。アレルギー性結膜炎のある方や、以前に強い結膜炎を起こしたことがある方によく起こります。

 

結膜結石の治療法

膜の下に埋まっていて無症状の場合、治療の必要はありません。膜を破って露出し、異物感があったり、目の表面を傷つけたりしている場合には、針や鑷子(ピンセットのような器具)を使って除去します。

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